お斎(おとき)

 お斎とは、報恩講などの仏事の際に、お参りされる一人ひとりが米や野菜、味噌などを持ち寄って調理していただいた食事のことです。


 お斎の場は、食事をいただきながら宗祖親鸞聖人の遺徳をしのびつつ、お念仏に出遇った喜びを語り合いました。

 本願寺第8代蓮如上人は、御膳につかれるときは、仏恩の尊さを語られて食事をいただかれたといわれています。

 蓮如上人のこのような姿は、現代に生きる私たちが食事に対して忘れてしまっている食べることすなわち生きることという、私たちの生活の最も根本について気付かせてくださいます。

 東本願寺に参拝された機会に、ぜひお斎をお召し上がりいただき、日頃の生活の中で忘れがちな食事をいただくことの意味を改めて思い返していただければ幸いです。

 なお、お斎は事前申込制です。ご希望の方は参拝日の2週間前までに小松大聖寺教務所へご連絡ください。

<申し込みと当日のご案内>

日 時毎日、正午にご用意いたします。
ただし、毎月7日および年末年始は諸行事のためご用意できない日がございます。
受 付当日は、参拝接待所受付までお越しください。
※当日のお申し込みはできません。
冥加金おひとり 3,000円(2023年10月1日からは大人1人 4,000円)
当日、参拝接待所受付にてお納めください。

※3歳から8歳くらいまでのお子様向けのお斎もご用意できます。(お子様向け 1,000円)

浄土真宗豆知識
  • 豆知識01
    親鸞聖人の誕生日は1173年5月21日(承安3年4月1日)といわれています。 今から約800年前に誕生され、平安時代から鎌倉時代にかけて、90年のご生涯をおくられました。
真宗大谷派(東本願寺)小松大聖寺教区